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歯のクリーニングの重要性: プラークと歯石

毎日しっかり歯磨きをしているつもりでも、プラーク(歯垢)や歯石が完全に取り除けるとは限りません。これらが蓄積すると、虫歯や歯周病の原因になり、口臭の原因にもなることがあります。そこで重要なのが歯のクリーニングです!この記事では、プラークと歯石の違いや、歯のクリーニングの必要性について詳しく解説します👍

1. プラークと歯石の違いとは?

プラーク(歯垢)とは?

プラークは、細菌の塊で、食べかすや唾液と混ざり合って歯の表面に付着します。ネバネバした性質を持ち、見た目には分かりにくいですが、放置すると虫歯や歯周病の原因になります。

特徴🦷

• 無色または白っぽいネバネバした膜

• 食後数時間で形成される

• 適切な歯磨きで除去できる

 

歯石とは?

プラークが放置されると、唾液の中のカルシウムと結びつき、硬い歯石へと変化します。歯石になると歯磨きでは除去できず、歯科でのクリーニングが必要になります。

特徴

• 黄色や茶色の硬い沈着物

• 一度付くと歯磨きでは落とせない

• 歯周病を悪化させる原因になる

 

2. なぜ歯のクリーニングが必要なのか?🦷

虫歯や歯周病を防ぐ

歯石の表面はザラザラしていて、細菌が付きやすくなります。これが歯周病や虫歯のリスクを高めるため、定期的に除去することが重要です。

口臭を防ぐ

プラークや歯石に含まれる細菌が、口臭の原因になります。特に歯石の下に潜む細菌は強い悪臭を放つため、歯科クリーニングで徹底的に除去することが効果的です。

歯の白さを保つ

コーヒーや紅茶、タバコのヤニなどの**着色汚れ(ステイン)**は、歯石と一緒に蓄積します。クリーニングを受けることで、歯本来の白さを取り戻すことができます。

全身の健康にも影響

歯周病菌は血流を通じて全身に広がり、心疾患や糖尿病のリスクを高めることが分かっています。口の中を清潔に保つことは、全身の健康にもつながります。

 

3. 歯のクリーニングの種類

スケーリング(歯石除去)

歯科医院で専用の器具を使い、歯石を取り除く治療です。軽度の歯石なら1回の施術で除去できます。重度の歯石や進行した歯周病は複数回の施術が必要な場合があります。

PMTC(プロフェッショナルクリーニング)

専用の研磨剤や機器を使い、歯の表面をツルツルに仕上げるクリーニングです。着色汚れを落とし、プラークが付きにくい状態にします。※保険適応外

エアフロー

微細なパウダーを吹き付けて、歯の表面や歯と歯の間の汚れを優しく除去する方法。特に着色汚れが気になる方におすすめです。※保険適応外

 

4. どのくらいの頻度でクリーニングを受けるべき?🤔

基本的に歯科クリーニングの頻度は、3〜6ヶ月に1回が理想的です。歯石が付きやすい方や歯周病のリスクが高い方は、より短い間隔で定期的な受診をおすすめします。クリーニングの際に口腔内の状況によって必要な来院間隔を歯科衛生士よりお伝えします。

 

まとめ

プラークや歯石を放置すると、虫歯や歯周病の原因となり、口臭や歯の黄ばみの原因にもなります。歯科でのクリーニングを受けることで、歯の健康を守り、清潔で爽やかな口元を維持することができます。定期的な歯科検診とクリーニングを習慣にして、美しい歯を長く保ちましょう!

 

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